ogatasoが何か書きます

SWE(1年目)が勉強したことを書くヨ

24卒エンジニア 就活を終わってました

24卒 ソフトウェアエンジニアになります

少し前(2月末)にエンジニア24卒としての就職活動を終えていたのでやったことや後輩へのアドバイス的なもの(鵜呑みにするべきではないけど...)を共有していきます。参考になる点などがあったらいいなと思います。

自己紹介

地方国立大院の情報系の1年です。家が好きなので大学には滅多に行っていません。P社でアルバイトをしていたり、イッヌと遊んだりして日常を過ごしています。

結果

4社(P社、M社、M'社、L社)受けて2社(P社、M社)から内定を頂き、悩んだ末にM社に行くことにしました。もともとアニメとか漫画とかVTuberとか、そのあたりに貢献したい気持ちがあり、それに近い事業を持つ企業いくつかを(年収とか残業時間とかのフィルターをかけた上で)ピックアップしたものがこの4社でした。結果としてそこに引っ掛かることができたので就活としては大満足です。

やったこと

就職活動でプラスに影響したであろうことを書いていきます。

  • C++競技プログラミングをやっていました。AtCoderは1年半ちょっとコツコツ続けて青まで行きましたが、その後水色に転落、モチベも上がらずそのまま引退状態になっています。ICPCにも出ていて、1回だけ国内予選を突破し、アジア地区予選まで進むことができました。
  • コロナ禍でN予備校が無料になっていたので、そこでWeb開発を勉強し始め、しょぼいジャンケンアプリを作りました。
  • オンラインのTOEICで845点を取りました。ただ、英語をしゃべったりネイティブの会話を理解するみたいな能力で言うと全然不足しているので錯覚資産という感じです。。。
  • サポーターズさんの1 on 1から、学部3年の春にR社の長期インターンに参加することができました。国内のエンジニア就活においてTOEICは大した武器にはならない認識なのですが、グローバルにサービスを展開しているR社に対しては良いアピールになったのだと思います。
  • 研究室に配属されました。ざっくりいうと、電子書籍×ブロックチェーン的な研究をしています。
  • 修士1年になり、ブロックチェーン関連の国内のスタートアップT社でインターンを行いました。インターンの募集がTwitterで行われていたので、DMをし、オンラインでの面接を経て採用となりました。記事やカリキュラムを書いたり、NFT関連で開発を行ったりということをしました。
  • M'社の5日間のハッカソンインターンに参加しました。5万円分の漫画のポイントがもらえて嬉しいです。
  • P社の長期インターンに参加しました。元は短期インターンに参加するつもりだったのですが、行きたかったコースが定員に達しており、長期インターンを提案されました。結果的にはこれがよかったと思います。その後、アルバイトとして継続させてもらっています。

アドバイス

重要な順にいきます。

1. なんか作っとこう

しょぼくても人に見せれる動くものを何か作っておくのはほぼ必須に感じます。知識0だと最初の一歩は結構大変に見えるのですが、僕がやっていたN予備校でもいいと思いますし、英語で検索すると無料でいいのかというレベルのチュートリアル動画があったりします(freeCodeCamp.org - YouTubeなど)。チュートリアルで勉強した後に、適当なものを自分で一から作ると良いです。人に使ってもらえるようなやつだとより良いと思います。

2. インターンに参加しよう

インターンというのはプロに教えてもらいながら勉強ができて、お金がもらえて(インターンによる)、企業について知れて、今後の就活の面接などで話すネタにもなる、学校によっては単位をもらえる(僕は貰えた)というトンデモコンテンツですので、行けるなら行っとくべきです。学部3年か修士1年がボリュームゾーンではあるのですが、1年、2年から参加を目指すべきです(学年制限があるところも多いけど...)。というか1年、2年なら落ちても来年あると思えばダメージ少ないし、どういう質問がくるか分かるし、自分のレベルも測れますね。また、インターンの選考ではインターン参加の経験を持っておくと有利ですので、例えその時点で第一志望の企業でなくてもチャンスがあるなら行っておくと後からハッピーになると思います。ありがたいことに、インターン情報は毎年有志によって魔法のスプレッドシートというものが作られています。 2023夏ITエンジニアインターン - Google スプレッドシート

また、サポーターズさんの1 on 1も多くの会社と話せるので素晴らしかったです。前述の通りR社での長期インターンはここから誘っていただけましたし、P社のインターン応募もここでの良い印象が背中を押していました。1日中話すので結構疲れますが、なぜか1万円分アマギフも貰えて最強なので参加してみることをお勧めします。書類選考みたいなのがあったと思いますが、落ちても諦めずに応募すると良いです。

3. 面接対策はある程度しよう

面接で見られることは技術力とその企業にマッチするかの2点だと感じました。

技術力に関してはコーディングテストとエンジニアとの技術面接で評価されているようでした。前者に関しては大抵の企業はAtCoderで緑くらいまで行くと多分大丈夫なんじゃないでしょうか。paizaとかもありますが、AtCoderの場合は他の人の解答を見れたり、競技性があってモチベが保ちやすいのでおすすめです。後者に関しては1, 2での経験を整理することが一つです。自分の場合はインターンとアルバイトの話は毎回聞かれていました。念入りに準備をしておいて、アピールチャンスがあればそこでのエピソードを挟んだりしていました。あとは、よく使う技術周りの話やCS知識をある程度頭の中に入れておくと、「なんでこの技術を使ったのですか?」や、「スレッドとプロセスの違いは?」みたいなありがちな質問に答えられます。

企業にマッチするかどうかは、マネージャー職の人との面談や経営に関わる偉い人との面接で主に見られていそうです。当たり判定を広げるために志望動機や将来的にどうなりたいか、などを整理していました。ぶっちゃけ運要素もあると思います。僕はこれが苦手で、落ちた2社はここでした。アドバイスできることはないです。(誰か教えて欲しい...)

その他、面接でやったこととしては逆質問を事前に考えていたり、面接中はビジネススマイルを頑張ってあたかも社会性があるように振る舞ったことでしょうか。ちなみに全てオンライン面接でした。オンラインだと移動時間が取られないし、文字通りホームなわけなので緊張も減らせて個人的には非常に良かったです。

ちょっとしたテク?

  • 答えがすぐに思い浮かばない質問が来た時には、質問を明確にする質問を投げたり(「例えば、どういったものでしょうか?」、「〇〇というのは、どういった意味でしょうか」など)、何も答えないのではなく「〇〇とは若干違うかもしれないんですけど」を文頭につけてゴールポストをずらしたりしていました。
  • 回答があっているか自信がない時は「現状の理解では」を文頭につけたりしていました。こうするとちょっと間違ってても印象は良くなるみたいなのをどこかで聞いた気がします。
  • CS質問でわからなくても何も答えないのではなく、何かしら言ってました。テストでわかんなくてもとりあえず埋めとけ的な?それで当たったこともありました。ちなみに、つよつよエンジニアが面接官だと間違った知識は訂正してくれたり、話の流れから新たな知見を獲得できたりして謎のお得感があったりしました。
  • 定時直前くらいに面接を入れると自分も面接官もなんとなく疲れている気がしたので、午前中か昼くらいに入れることが多かったです。まぁこれは個人の好みだと思いますが

まとめ

就活が成功か失敗かは入社から数年後にどれだけ成長できているかだと思うので、後悔せぬようがんばろうと思います。面接対策は直前にもするけど、結局日々の積み重ねが大きいと思いますね。